喜びと満足のために

今日の出勤途中でのことです。
軽自動車が、わき道からゆっくりと私の車の前に出てきました。そのときは別に気にもなりませんでした。
しかし、いつまでたってもゆっくりです。とうとうその軽自動車の前には１台の車も見えなくなりました。
次第にイライラがつのってきて、次の瞬間｢ブッブー！！｣とクラクションを鳴らしていました。
｢しまった。やってしまった！！｣　イライラして、クラクションを鳴らす自分の姿を情けなく思いました。
この状況を変えたいと考えました。
｢前の車は、お年寄りが運転している。この車は、心やさしく安全運転をすることを教えてくれている。そのことに感謝をしなくてはいけない。ありがとう！！｣
そう考えると、だんだんとイライラが消え、落ち着きを取り戻していました。
そして、ふっと親父を思い出しました。
親父は８０歳、今でも元気に運転しています。でも、お袋の話だとやはり年には勝てず、いつも心配をしているといいます。
前の車の運転手と親父がだぶりました。
｢気をつけて、安全運転をしてくださいね！｣
優しい気持ちで、会社に着きました。
｢ありがとう｣　の力は素晴らしいですね。
ありがとう！！